ゼレナ・ホラの巡礼聖堂

  
ヨーロッパにおける世界遺産の名称と、その場所や遺産価値などを紹介しています。また、ヨーロッパに関する豆知識なども
掲載して行きますので、ヨーロッパについてもっと興味をもって頂き、身近に感じて頂く事ができたら幸いです。
   TOP > 宮殿建造物 > ゼレナ・ホラの巡礼聖堂

ゼレナ・ホラの巡礼聖堂


 登録範囲
プラハの南東約120kmにある、ゼレナ・ホラの巡礼聖堂。
 場 所
チェコ/南モラヴィア州

〜遺産価値について〜
「緑の丘」を意味するゼレナ・ホラの丘に建つ、聖ネポムツキーを祀る巡礼聖堂には、星形の聖堂に五つの礼拝堂があり、加えて、三角形の窓、主祭壇の聖人堂を飾る5人の天使と3人の小天使や随所に現れる星形などで構成されています。5と3の数字にこだわる聖堂は、大司教代理ヤン・ネポムツキーに由来しています。14世紀末、ネポムツキーは王妃の懺悔の内容を明かすよう執拗に迫る王の要求を拒んだために、川に投げ込まれて殉教しました。その瞬間、天に五つの星が現れたという伝説があります。18世紀、ゼレナ・ホラのシトー会修道院院長は、伝説の聖人を祀る聖堂の設計を建築家、ヤン・ブラジェフ・サンティーニに依頼しました。完成した建物は五つの星と、聖人の殉教時の年齢53歳に着目した造りとなったのです。建築にはゴシック・リバイバルとバロック様式の様式の要素が織り交ぜられています。主祭壇にある楽園に入る聖人と、祭壇脇の使徒の絵はサンティーニ自身が描いています。




【聖堂建造物】

【宮殿建造物】

【街並み】

【古代遺跡】

【その他の世界遺産】


【高速列車】

【航空券の基礎知識】

【旅行業界専門用語】

【パスポート申請】
スポンサードリンク

Copyright(c)  ヨーロッパ旅行で夢物語  All Rights Reserved