アルタの岩面画

  
ヨーロッパにおける世界遺産の名称と、その場所や遺産価値などを紹介しています。また、ヨーロッパに関する豆知識なども
掲載して行きますので、ヨーロッパについてもっと興味をもって頂き、身近に感じて頂く事ができたら幸いです。
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アルタの岩面画


 登録範囲
ヨーロッパ最北端と称されるノールカップから南西に170kmの
アルタ近くのヒェンメルフトで発見された岩面画。
 場 所
ノルウェー/フィンマルク県

〜遺産価値について〜
 1973年、北極圏に近いアルタ近郊で、約5kmにわたる海側の斜面に3000もの岩面画が発見されました。紀元前4200〜前500年頃のものと思われ、斜面の一番上に描かれた絵が最も古く、下の絵ほど新しくなっています。これは氷期の終わりに海面が上昇しましたが、同時に陸も隆起したために海岸線が長い時間をかけて下がり、新たに現れた岩面に新しい絵が描かれていったためです。上部は動物や幾何学文様を主体にした、石器時代初期の狩猟生活の絵、下部には青銅器時代の農耕文化や呪術、儀式などが描かれています。石や獣の角で作った道具を用いて花崗岩の表面に輪郭を彫り、顔料を塗った技法はタヌムの岩面画と酷似しています。




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